▽東欧への興味 もののはじめ
自分にとってのニュース 東欧への志向に影響のあったテレビ 関連ニュース
昭和49年
1974年
NHK大河ドラマ「勝海舟」
昭和50年1975年 モスクワ放送「日ソ友の会」入会
昭和51年
1976年
日ソ友の会の催事でソ連大使館に行く NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」 8月モントリオール五輪 コマネチの活躍
昭和52年
1977年
BCLミーティングで「東欧に興味ある」と発言 NHK大河ドラマ「花神」」
昭和53年
1978年
ニュースセンター9時でポーランド・クラクフに未整理の浮世絵が大量にあると知る スペイン語
「キャプテンハーロック」
昭和54年
1979年
『ソ連・東欧関係 求心力と遠心力』読む
8月、アメリカを旅行中『東ヨーロッパ』を読んでいた
10月、ラジオ・ドイツ語少しやってみる 8月BSアメリカ派遣
12月ソ連、アフガン侵攻
昭和55年
1980年
3月、世界史の授業で「ハンガリー動乱」「プラハの春」発表
5月、チトー大統領死去で学校の帰りに品川のユーゴ大使館に弔問に行く
5月 チトー大統領 死去
8月モスクワ五輪
9月ポーランド「連帯」誕生
昭和57年
1982年
4月、代々木ハイデルベルク学院にてドイツ語始める
昭和58年
1983年
 
昭和59年
1984年
8月ドイツ語学研修と東欧の旅 8月ロス五輪
昭和60年
1985年
12月DDR旅行
昭和63年
1988年
ベルリンの壁崩壊
平成元年
1989年
ドイツ統一
東欧の原体験
 1969年   アニメかコミック「サイボーグ009」で004が東ドイツにいる恋人に会いに
         ベルリンの壁を越えるとき、電流有刺鉄線に阻まれるのを見た記憶がある。
 1970年3月 大阪万博でソ連館に並んでいる途中飽きたので列から抜け出した時、
         昭和天皇がチェコスロバキア館から出てくるところを目撃した。
 小学生時分 東西、南北に分かれている国があるのを知る。
          ベトナム戦争には、特に関心はなかった。
BCLと東欧の出会い
 1974年 誕生日にスカイセンサー5800を買ってもらい、短波帯の存在を知る。
 1975年 毎日中学生新聞でBCLの特集記事あり、さっそく受信して受信報告書を書く。BBCが最初。
       モスクワ放送を聴き、日ソ友の会に入会する
 1976年 英語放送を聴くようになった
 1977年 アドカラーの大圏ルートマップの国別色分け地図で東欧が全部同じ色に塗られていた。
       みんながあまり狙っていなそうな、東欧を狙うようになる-サービスがいいだろうという程度。
       ラジオ・ブダペスト、ラジオ・プラハは聞く。
       ソ連と東欧に妙に関心が行く
 1978年 ソ連が日本を狙っているという本を数冊読む。
       防衛大学校を意識する。
1979年 東欧を知る2冊の本を読む
★『ソ連・東欧関係 求心力と遠心力』 p161(教育社 入門新書・時事問題解説253)
                       木村明生著 朝日新聞モスクワ支局長
「第二次大戦後誕生した「東欧」社会主義諸国は、“解放者”ソ連の主導の下にワルシャワ条約機構、
コメコンなどの相互協力体制を軸に、強固な政治・経済圏を形成してきた。一方、“プラハの春”に象徴
されるような各国それぞれの自主路線への希求も強い。ソ連・東欧関係の力学的分析。」 
第1章 東欧圏の形成   人民民主主義諸国の誕生/ブロックの形成/求心と遠心の力の場
第2章 ソ連の求心力
    1共産主義イデオロギー マルクス・レーニン主義/プロレタリア国際主義/ブレジネフ・ドクトリン
    2ワルシャワ条約機構   ワルシャワ条約の成立/ワルシャワ条約の内容/条約に基づく機構/
                    機構の改革と強化/東欧圏の結合の核心
    3コメコン          コメコンの成立/コメコンの目的と機構/協力から統合へ/
                    「友好」パイプライン/「平和」統一電力網/天然ガス・パイプライン
第3章 ソ連からの遠心力
    1ユーゴの離反      コミンフォルムの創設/コミンフォルムのユーゴ除名/
                    社会主義へのユーゴの道
    2ハンガリー動乱     非スターリン化の波/ハンガリーの胎動/デモから革命へ/
                    ナジ首相の登場/ソ連軍の介入/民族主義の高潮/
                    ソ連軍の第二次介入/動乱の鎮圧
    3アルバニアの反逆   中ソ対立の波紋/スターリン主義/ユーゴとの反目/“東欧の孤児”/
                    わが道をゆく
    4自主独立のルーマニア 民族主義への動き/中ソ対立のはざまで/「非ソ連化」はじまる/
                    ソ連の圧力/経済的自立/「権利宣言」
    5“プラハの春”      低迷する経済/経済改革への模索/知識層の造反/ドゥプチェクの登場/
                    自由化、民主化の道へ/「行動綱領」採択/新しい党へ/革新的な政策/
                    「二千語宣言」/ワルシャワ軍の介入
    6遠心力の要因      民族主義/近代化/緊張緩和
    
    結び-東欧圏のゆくえ「このように数え上がると、求心力よりも遠心力の方がやや優っているようにも
                  みえる。少なくとも東欧圏が、かつてのスターリン時代のようなイデオロギー中
                  心の“一枚岩”ではなく、それぞれの国益により比重を置いたゆるやかな“連合
                  体”の方向にすすむことは、避けられないのではないかと思われる。」
◎当時この本を読んで知ったこと。
  東ヨーロッパはソ連の衛星国とか一枚岩ではない。
  それぞれ国として存在していて、ソ連から圧力を受けている。
  それぞれの国には独自性がある。
  経済的に住んでいる人は苦渋を強いられている。
★『東ヨーロッパ』 (日本放送出版協会)
           加藤雅彦著 NHKベオグラード特派員 解説員
第一章   序 論     東ヨーロッパ/スラブ=ビザンチン世界/オリエント化とゲルマン化
                ゲルマニズム対スラヴィズム/短命に終わった民族自立/
                自由化と独自の道を求めて
第二章   ユーゴスラビア 五つの民族・四つの言語/流血の歴史とパルチザン精神/独自の社会主義
                 労働者自主管理/チトー以後
第三章   アルバニア   東欧の孤児/北京とチラナの間/鎖国を守る後進国
第四章   ルーマニア   東欧唯一のラテン民族/バルカンの貧困からの脱却/
                 中ソ対立がチャンス・わが道の行方
第五章   ブルガリア   バルカンの心/五百年間のトルコの圧制/
                 親ソは帝政以来の伝統/バラの谷から黒海へ
第六章   ハンガリー    ドナウの女王/アジア系のマジャール民族/世界を揺るがせた13日間/
                 空しかった救援への期待/グラーシ共産主義
第七章   チェコスロバキア ボヘミアの栄光/西欧型民主主義の伝統/戦車に散った自由/
                   長い冬・短かった春
第八章   ポーランド    宿命的な地政的環境/抵抗する民衆/党をしのぐカトリックの権威/
                  批判する文化人/理想と現実の間
第九章   東ドイツ      ドイツ民主共和国/分裂は不可避だったか/ベルリン問題/
                  社会主義統一党(=共産党)/赤い経済の奇跡/ドイツ人的社会主義
第十章   領土問題と民族問題 領土問題[オーデル・ナイセ/ベッサラビア/マケドニア/トランシルバニア
                     ズテーテン地方] /少数民族問題
第十一章 コメコン=東のEC コメコンとEC/コメコンの仕組み/共同事業と専門化/
                    統合に反対するルーマニア/通貨・資源・南北問題
◎当時この本を読んで知ったこと。
  前書より詳しく各国に事情を知ることができた。とくにハンガリー動乱、プラハの春を戦車で圧倒するソ連と無視をするアメリカ、イギリス、フランスには腹が立った。
  ちょうどこの本は、アメリカ旅行中に読んでいたので、次に外国行くときにはポーランド、チェコ、ハンガリー、ユーゴに行こうと思った。まだ東ドイツには興味はわいていない。
  1980年ころすでに東ヨーロッパに破綻の兆しが出始めていた。
  防衛大学校に入って、ソ連をやっつけて東欧を解放しようと思った。→実際翌年受験した
BCL関連画像

SONY スカイセンサー5900
   
 BCLマニュアル      SONYのラジオカタログ

ラジオ・オーストラリアのべリカード

ラジオ・ブダペストのべリカード


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